定義
authority set(オーソリティセット)とは、パーミッション型またはセミパーミッション型のブロックチェーン(blockchain)やサブネットにおいて、ブロック生成とコンセンサス(consensus)への参加権限を正式に付与されている主体やノード(node)の集合を指します。ネットワークレベルの役割を定義する概念として、特定のコンセンサス方式のもと、ある時点でどのバリデータ(validator)が権限を持っているかを示し、ブロックや署名、ファイナリティ(finality)に関する判断を行う際の基準となるセットとして機能します。
かんたんに言うと
authority set(オーソリティセット)とは、特定のブロックチェーン(blockchain)でブロックを生成し検証することを許可されているノード(node)の「公式なリスト」です。どのバリデータ(validator)が、どのブロックを正規のチェーン(canonical chain)の一部とみなすかを決める役割を、プロトコルから現在信頼されているかを定義します。
文脈と使われ方
authority set(オーソリティセット)という用語は、主にProof of Authority(プルーフ・オブ・オーソリティ)やそれに関連するコンセンサス(consensus)プロトコルの文脈で使われます。ここでは、バリデータ(validator)の参加が特定のグループに制限されています。authority set に関する議論は、プロトコル仕様、バリデータの追加・削除に関するガバナンス判断、ファイナリティ(finality)やセキュリティ前提の分析などでよく登場します。任意の時点で、どのノード(node)が実質的にコンセンサスを支配しているのかを考えるうえでの中核的な概念です。